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2019年7月15日月曜日

病気のこと

実は私は、ある障害を持っています。

それは精神障害にあたります。

統合失調症という心の病です。

この病気、誤解を受けているようですが、100人に一人くらいの確率で発症するもので、それほど珍しいものではありません。

それに、テレビのニュースなどで凶悪殺人犯がこの病気だって発表されることがありますが、きちんとクスリを飲んで治療を適切に受けていれば、普通に暮らしている患者さんはたくさん居ます。

きちんと治療さえ受けていれば、社会でちゃんと仕事をして暮らしている人はたくさん居るのです。

オレもその一人です。

症状は人によって違いはありますが、私の場合は幻聴が主な症状です。

人に馬鹿にされているような妄想や、馬鹿にされている様に聞こえる幻聴がほとんどだと聞きますが、私の場合は直接馬鹿にしたり、攻撃してくるような幻聴では無いのが幸いしていますし、薬もよく効いてくれているので、今ではほとんど幻聴はありません。

ただ、薬を何日か飲み忘れたりすると、幻聴が聞こえるし、体調を崩したりしても、幻聴が聞こえてくることがあります。

体調管理や薬の管理に気を付けないと、酷い時には仕事を休む羽目になることがあります。

車の運転は、ちゃんと警察に届け出て、許可をもらっていますが、体調の思わしくない時は、自分で運転をやめています。

今日は電車にしようかなとか、バスで行くかとか、その日の体調で決めています。
なので、運転をする仕事はやっていません。

薬のことを拒否したり、頑なに自分が病気だってことを納得できない人が居ますが、無理に薬を飲ませようとしたりすると、反発されるので、気を付けないといけません。
私の場合は病名が付いた時に、堂々と仕事が休めると思って、ストレスが一挙に吹き飛び、症状が軽くなりました。

生真面目な人だと、自分は病気なんかじゃない、まだまだ働けるって頑張ってしまうので、心安らかに休める状況を作ってあげた方が良いと思います。
なんせ統合失調症って、イメージが悪いから、まわりの人も必要以上におおごとにとらえてしまって、より悪い方に行くので気を付けないといけません。

私の両親は、黙って休ませてくれたので、病状は改善したんじゃないかと思います。

今は両親が亡くなってしまいました。
父が亡くなり、数年前に母がパーキンソンと認知症になり、自分のことと両方見なければいけなくなった時に、体調を崩して、障害者雇用で勤めていた会社を辞めることになりました。

会社を辞めてから何ヶ月か母の介助をしていたのですが、母を施設に入れて自分も再就職しようと思い立ち、オレ自身は障害者の受け入れ施設である作業所に通いながら母の受け入れ施設を探したのですが何年も見つからなかったのです。

結局、受け入れ施設が見つかったのは母が亡くなる半年前。

その3年前に母も亡くなりました。

一人きりになって生きていくために再就職を目指して居るのですが、なかなか見つからずにいます。

今は私が病気になったばかりの頃と違って、障害に対する理解があるとは言いますが、私自身が年を取ってしまったので、就職もなかなか見つからないのです。

わずかばかりの収入源でやっと暮らしているのですが、はやく再就職したいというのが、今の私の願いです。

これが私の現状です。

拙い文章ですが、お付き合いいただいてありがとうございました。


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