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2019年9月30日月曜日

就労移行支援と就労継続支援A型、就労継続支援B型

就労移行支援と就労継続支援A型、B型


障害者の就労支援には、就労移行支援と、就労継続支援というのがあります。
障害者の就職を支援するというのは同じですが、就労移行支援と就労継続支援には違いがあります。
大きな違いは賃金(工賃)の違いです。
就労移行支援には、基本的には、工賃はありません。
場合によって事業所によっては工賃があるところもあります。
私のいるところでは、一日数百円の日当があります。

就労移行支援の目的



目的は、一般企業に就職するために、技能を磨く事にあります。



就労継続支援A型、B型




現時点で一般企業に就職が難しい方が対象となります。
A型は、一般企業に就労が難しい方で、雇用契約に基づく就労が可能な方。
B型は、雇用契約に基づく就労も困難な方、と言うことになります。
賃金(工賃)に関しては、A型は県の最低賃金です。
B型はそれ以下の賃金で、時給数百何十円とかそんなものです。


年齢制限と利用期間の制限


A型は、65歳未満という年齢制限がありますが、B型には年齢制限はありません。
A型、B型ともに、利用期間の制限はありません。
就職が決まるまで、何年いても良いわけです。
就労移行支援には2年の制限があります。


私のいるB型事業所は、就労移行支援もやっているので、就労移行支援で入って、2年で就職できなければ、B型に乗り替える事も出来ます。
私も家庭の事情もあって、就労移行支援の期間中に就職できなかったので、B型に移行しました。


工賃(賃金)の平均


A型とB型の工賃の平均ですが、平成28年度の平均額は、
A型が70,720円で、B型が15,295円だそうです。
当然賃金の多いA型の方が、仕事は厳しいです。

あまり参考にはならなかったかも知れませんが、障害をお持ちの方で、興味のある方は、病院のケースワーカーなどに尋ねて見れば、施設を紹介してくれると思います。
市役所の福祉課のなどでも教えてくれるかもしれませんが、病院で訪ねるのが一番良いのではと思います。

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