【ChromeOS Flix】LibreOffice最新版が起動しないときの対処法
こんにちは!今日は、ChromeOS FlixのLinux環境(Crostini)で最新版LibreOfficeをインストールしたけど、起動できなかった…というときの対処法をご紹介します。
◆ 問題の概要
ChromeOS Flix上で、DebianベースのLinux環境を使っている人は多いと思います。そこでLibreOfficeを最新版にアップグレードしようと、例えば公式の.deb
パッケージなどを使ってインストールしたのに、いざ起動しようとすると反応がない、あるいはエラーで落ちるという現象に遭遇することがあります。
これは、いくつかの必要な依存パッケージ(ライブラリなど)が不足しているためと考えられます。
◆ 解決策(回避策)
完全な解決法ではありませんが、ある操作を行うことでLibreOffice最新版が正常に起動できるようになります。
それは、標準のLibreOffice(やや古いバージョン)をAPTでインストールすることです。以下のコマンドを実行してください:
このコマンドを実行すると、LibreOffice本体と日本語ローカライズパッケージがインストールされます。実際には、この過程で不足していたいくつかの共有ライブラリや依存ファイルも一緒に補完されるため、後から入れた最新版LibreOfficeも起動可能になる、という仕組みです。
◆ なぜこれで動くようになるの?
詳細な依存関係はまだすべて調査していませんが、標準パッケージには以下のような重要なランタイムや共有ライブラリが含まれている可能性があります:
-
libreoffice-common
やure
パッケージ -
GTK/Qt 関連ライブラリ(GUIの描画に必要)
-
LibreOfficeが内部的に使用するJavaランタイムやPythonライブラリ
こうしたものが一つでも欠けていると、LibreOfficeは起動できなかったり、途中でクラッシュしてしまうことがあります。
◆ 今後の対応について
今回はあくまで「暫定的な回避策」としてAPTで旧版をインストールしていますが、できれば最新版のLibreOfficeが単独で起動できる環境を整えるのが理想です。
そのため、どの依存ライブラリが不足しているのかを詳しく調べて、今後の記事で紹介できればと思っています。また、AppImage版やFlatpak版LibreOfficeを使うことでこの問題を回避できる可能性もありますので、そちらも今後検証してみたいと思います!
◆ まとめ
ChromeOS FlixでLibreOffice最新版が起動しない場合は、以下のコマンドで標準版を先に入れてみてください:
これだけで最新版が動くようになるケースがあります。まだまだ不安定な部分もありますが、Linuxアプリが動くChromeOSの自由度はやっぱり魅力ですね!
それでは、また進展があったら追記します~!
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