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2025年11月16日日曜日

人生後半から始める投資



「投資って若い頃からやるもんでしょ?」「もう人生後半だし、今さら始めても意味ないよね…」

――そんなふうに思ってるなら、ちょっと待って✋
今日はテーマをどーんと、

今からでも遅くはない!人生後半から始める投資に仮想通貨は適しているのか?

ってところで、翔子がじっくりお話するよ₍₍ (ง ˘ω˘ )ว ⁾⁾✨


1. 「人生後半から始める投資」ってどういう状態?

ここでいう「人生後半」はだいたい、

  • 40代〜50代

  • 60代のセカンドライフ

  • 子育てが一段落した世代

  • 退職金・貯金がある程度たまってきた世代

みたいなイメージだよ。

この世代の投資って、
20代・30代と決定的に違うポイントがあって――

  • 失敗できる回数が減っている

  • 働いて取り返すパワーがだんだん落ちてくる

  • 老後資金という“絶対に減らしたくないお金”が存在する

ここが超大事。

だからこそ、

「投資=とりあえずハイリスクな仮想通貨!」

って飛びつくのはかなり危険
でも、だからといって完全NGとも限らないのがややこしいところなんだよね。


2. 仮想通貨って、そもそもどんな投資商品?

まず敵(?)の正体を知ろう。

仮想通貨(暗号資産)は、

  • 株みたいに「会社の一部」でもない

  • 債券みたいに「利息が約束された借金」でもない

  • 不動産みたいに「実物の資産」でもない

「需要と供給+ストーリー+期待」で値段が決まるデジタル資産だよ。

特徴をざっくり言うと:

  • 値動きがめちゃくちゃ激しい(1日で10%以上の上下も普通)

  • 長期的には伸びた銘柄もあるけど、消えていった通貨も山ほど

  • 国や規制のニュースで一気に相場が動く

  • 利息や配当がないものが多く、「値上がり頼み」になりがち

つまり、

「短期間で大きく増える可能性もあるけど、
同じくらい、あっという間に大きく減るリスクもある」

そんな“ジェットコースター資産”。

この性格を踏まえたうえで、
人生後半の人に合うのかどうか考えていこ。


3. 人生後半の投資で大事な3つのキーワード

ここが分かってないと、仮想通貨が「アリかナシか」判断できないポイント。

① 元本の安全性(減らしたくないお金のライン)

  • 生活費

  • 医療・介護費の予備

  • もう働けなくなっても生きていけるための資金

ここは**「絶対にギャンブルにかけちゃいけないゾーン」**。
仮想通貨を使うのは、このゾーンの“外側のお金”だけにしよう、ってのが基本中の基本。

② 運用期間(どれくらいの年数で使うお金か)

  • 「あと2〜3年以内に使う予定のお金」
    → 原則ハイリスク資産には向かない

  • 「10年以上触らなくても平気なお金」
    → ある程度リスクを取る候補に入ってきてもいい

人生後半とはいえ、
50代なら20〜30年の人生が普通に残っている
この時間軸をどう捉えるかで、仮想通貨の位置づけが変わってくる。

③ 心の安定(メンタル耐性)

  • 価格が半分になっても、日常生活が壊れないか

  • 損失を見ても、冷静にいられるか

  • 相場に一喜一憂して眠れなくならないか

これ、冗談じゃなくマジで大事。
**健康とメンタルを削る投資は、それだけで“損”**だよ。


4. 結論から言うと:仮想通貨は「メイン」じゃなく「スパイス」向き

翔子の見解を先に言っちゃうと――

人生後半からの投資で
仮想通貨を“メイン”にするのは基本おすすめしない。
でも、
余裕資金のごく一部で“スパイス的に”取り入れるのはアリな場合もある。

こんな感じのスタンスだよ。

理由をもう少し噛み砕くね。


5. 仮想通貨が「人生後半投資」のメインに向かない理由

理由① 暴落時に「待てない」可能性が高い

若いときは、

  • 相場が半分になっても
    → 「まあ10年寝かしとけばいっか」
    って割り切れる人もいるけど、

人生後半だと、

  • 「老後資金が…」

  • 「退職金が…」
    ってプレッシャーが重くのしかかりやすい。

その結果、

  • 暴落時の底で怖くなって売ってしまう

  • 「安くなったから買い増し」の逆をやっちゃう

って行動に出やすくて、
リスクを取ったのに、リターンを取り逃がすパターンになりがち。

理由② 収入でリカバリしにくい

大きく損をしたときに、

  • 20代・30代なら「働いて取り返す」がまだ現実的

  • 50代〜だと、病気・介護・定年などで収入減のリスクも増える

だから、
「一発退場レベルの損失」を食らうリスクは、若い世代より重い。

理由③ 情報の変化スピードが速すぎる

仮想通貨の世界は、

  • 新しいプロジェクト

  • 新しい取引所

  • 新しい詐欺パターン

がとにかくすぐ出てくる。

情報のアップデートについていくのがしんどいと、

  • よくわからないまま話題のコインを買ってしまう

  • YouTubeやSNSの煽りに流される

ってリスクが高まりやすい。

💡投資の基本は
「理解できないものには大きなお金を入れない」
このルールは人生後半ほどガチで守ったほうがいい。


6. それでも仮想通貨を“少しだけ”使うメリット

とはいえ、
仮想通貨を完全に締め出すのも、ちょっともったいない一面がある。

メリット① 「世界の新しいお金の流れ」を自分ごととして感じられる

  • デジタル通貨

  • ブロックチェーン

  • 中央銀行デジタル通貨(CBDC)の議論

  • Web3・DeFi・NFT…

こういうニュースを、
**「自分も少し持ってる立場」**で見ると、
学びの濃さがぜんぜん違うんだよね。

人生後半だからこそ、

  • お金の仕組み

  • 金融の変化

  • 次の世代の経済感覚

に触れておくのは、けっこう価値があること。

メリット② 資産の一部としての“オプション”になる

もし今後、

  • 法定通貨の価値不安

  • インフレ

  • 資本規制

みたいな話が強まったときに、
**「仮想通貨も少し持っている」**ことが
リスク分散になる可能性はゼロじゃない。

もちろん、それを言い出すとキリがない世界なんだけど、
「全資産=預金だけ」よりは、
多様性がある方が耐性は高まりやすい。


7. 人生後半で仮想通貨に触れるなら、このくらいが目安

ここからは「もしやるなら」の話。
超・保守的なイメージで書くね。

ステップ① まずは仮想通貨“以外”の土台を作る

  • 生活防衛資金(生活費半年〜1年分の現金・預金)

  • 公的年金の見込みを確認

  • 積立NISAやインデックス投資など、「超基本の分散投資」

これができてない状態で仮想通貨に行くのは、
家の基礎工事が終わる前に屋上プール作ろうとしてるレベルで危険。

ステップ② 仮想通貨は“総資産の○%まで”と決めておく

  • 総資産の1〜5%程度
    → 多くの人にとっては、このくらいが「心理的に耐えやすいゾーン」

例えば:

  • 総資産1,000万円なら 10万〜50万円くらいまで

  • 「ゼロになっても生活は変わらない」金額にとどめる

これなら、
仮に半分になっても資産全体へのダメージは限定的だよね。

ステップ③ 銘柄は“ビットコイン&イーサリアム以外ほぼ見ない”でもOK

  • マニアックなアルトコイン

  • 急に出てきた草コイン

  • 「今これが激アツ!」みたいなSNS銘柄

このあたりは、
リスクと難易度が一気に跳ね上がるから、

人生後半からの投資で
いきなりマニアックな銘柄に手を出す必要はまったくない。

まずは、

  • ビットコイン(BTC)

  • イーサリアム(ETH)

この“基礎通貨”だけで十分すぎるくらい。

ステップ④ 短期売買は狙わない

  • デイトレード

  • レバレッジ取引(FX)

  • 先物・信用取引

これは若い人でも難易度バカ高い世界だから、
人生後半から始める人にはほぼおすすめしない。

やるなら、

  • 「積立で少しずつ」

  • 「買ったら数年単位で放置する前提」

くらいの超ローペースで十分。


8. 人生後半から仮想通貨に触れるときの「絶対NG」

ここはほんとに赤文字レベルで大事。

❌ 退職金・老後資金を突っ込む

  • 「退職金を〇〇コインに全額入れたら、老後安泰」

  • 「年金だけじゃ不安だから、一発逆転を…」

この思考パターンはマジで危険信号。
その相手がどれだけ“いい人”そうでも、絶対に信じちゃダメ。

❌ SNSや知り合いの「絶対儲かる」に乗る

  • 「この銘柄は内部情報があって…」

  • 「まだみんな知らないけど、絶対上がる」

こういうやつ、
本当に“当たる情報”ならそもそも一般に出回らない。

「自分は特別に教えてもらえた」と思った瞬間、
カモとしてロックオンされてると思ってちょうどいいよ。

❌ 中身を理解しないまま「なんとなく」買う

  • ブロックチェーンってそもそも何?

  • そのコインはどんな目的のプロジェクト?

  • 誰が開発していて、どんな実績がある?

このあたりをまったく理解してない状態で買うのは、
ただのギャンブルと同じ。


9. まとめ:人生後半からの仮想通貨投資は「主役じゃなく、端っこの小皿」で

最後に、今日の話をギュっとまとめると――

  • 人生後半の投資では

    • 元本の安全性

    • 運用期間

    • メンタルの安定
      がとても大事

  • 仮想通貨は

    • 値動き激しい

    • 情報変化も激しい
      メインには向きにくい性格の資産

  • でも、

    • 学び

    • 資産の多様性

    • 新しい金融への感度
      という意味では、
      総資産のごく一部で触れてみる価値はある場合も

イメージとしては、

メイン料理:現金・預金・年金・債券・インデックス投資
サイドメニュー:株式・投資信託
端っこの小皿のスパイス:仮想通貨

このくらい。


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