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2024年7月22日月曜日

「Team HRC with 日本郵便」が鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会で優勝







「Team HRC with 日本郵便」が鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会で優勝

2024年7月21日に三重県の鈴鹿サーキットで開催された「2024 FIM世界耐久選手権“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会」で、Hondaのワークスチーム「Team HRC with 日本郵便」が見事に優勝を果たしました。この勝利により、Team HRCは2連覇を達成し、Hondaは通算30回目の鈴鹿8耐勝利となりました。

チーム体制とライダー

Team HRCのライダーは、以下の3名が務めました:

  • 高橋巧選手(埼玉県出身、34歳):鈴鹿8耐での通算5回目の優勝を目指すベテランライダー。JSB1000クラスでも活躍。
  • 名越哲平選手(東京都出身、26歳):今年初めてTeam HRCの一員として参戦。
  • ヨハン・ザルコ選手(フランス出身、33歳):MotoGPクラスに参戦中の国際的なライダーで、鈴鹿8耐には初参戦。

レースの展開

今回のレースは波乱に満ちた展開となりました。開始から1時間半が経過した時点で、2位走行中の7号車にトラブルが発生し、ピットへ戻る必要が生じました。一方、Team HRCの33号車は順調にリードを拡大し、2回目のピットストップ後も安定した走行を続けました​ (Honda Racing)​​ (Car Watch)​。

レースが折り返し地点に差し掛かる頃、トップを独走する33号車は2位との差を1分50秒以上に広げ、2位以下を周回遅れにする勢いを見せました。しかし、5時間を過ぎた頃にバックストレートで転倒があり、セーフティカーが導入されました。これにより、一時的にレースが中断されましたが、再開後も33号車は安定した走行を続けました​ (【モトメガネ】バイク・オートバイのニュースならMotoMegane)​​ (Car Watch)​。

難しいコンディション

レースの終盤、残り1時間半を切ったところで、天候が急変しコースの一部で雨が降り始めました。ライダーたちはレインタイヤに交換し、難しいコンディションの中での走行を余儀なくされました。それでも、Team HRCのライダーたちは冷静に対応し、最後までトップを守り抜きました​ (Car Watch)​。

結果と表彰

最終的にTeam HRC with 日本郵便は216周を走破し、2年連続のポールトゥウィンで優勝を果たしました。この勝利は、チームにとっての大きな達成であり、特に高橋巧選手にとっては通算6回目の優勝となり、鈴鹿8耐の単独最多勝利記録を更新するものとなりました​ (Honda Global)​​ (【モトメガネ】バイク・オートバイのニュースならMotoMegane)​。

鈴鹿8時間耐久ロードレースとは

鈴鹿8時間耐久ロードレース(通称:鈴鹿8耐)は、1978年に初開催された歴史ある耐久レースであり、世界耐久選手権(EWC)の一環として行われます。レースは毎年夏に開催され、多くのファンやチームが集まり、真夏の鈴鹿サーキットでの激闘が繰り広げられます​ (Suzuka Circuit)​。

今回の優勝により、Team HRC with 日本郵便は、今後の耐久レースシーズンに向けてさらなる期待を集めることとなりました。高橋巧選手、名越哲平選手、ヨハン・ザルコ選手の活躍を支えたチームスタッフやサポーターにも感謝の意を表しつつ、次なる挑戦に向けて準備を進めることでしょう。

このような大規模なレースイベントが無事に開催され、成功裡に終わったことは、参加者全員にとって大きな喜びとなりました。また、レースを支えた多くのスポンサーや関係者、そしてファンの熱い応援が、チームの勝利を後押ししたことは間違いありません。

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